13C-NMRの解析
13C-NMRとは
13C-NMRの解析手順
- 1. NMRを測定する
- 2. ピークの数を数える
- 3. ピークの位置(化学シフト:ppm)を文献値と比較する
大学レベルの化学をわかりやすく解説するサイト。ネットで見れる化学の教科書 or 化学の参考書としてサイトを作っています。
大学化学で、まず初めに原子の形と軌道について学びます。 特に、 S軌道とP軌道、および混成軌道(SP混成, SP2混成, SP3混成)については、化学の研究を行う上で、非常に大切な概 念 であるため、しっかり押さえておきたい。 前に読むべき記事: 大学化学の勉強法...
Youtubeチャンネルはこちら 双極子モーメントとは 共有結合の一部は、極性である(極性共有結合)のと同じように、分子全体にも極性が現れる場合がある。分子全体の極性は、結合それぞれの極性と孤立電子ついの極性のベクトルの和によって現れる。このことを双極子モーメントと呼んで...
本記事では、形式電荷とは何か。について簡単に説明をする。形式電荷を理解するコトは、有機化学の“反応”を理解することに役立つ。そのため、大学の期末テストでは当然のように出てくる考え方であるし、大学院入試では、形式電荷を理解していないと入試テストの筆記を通過するコトが出来ない。また...
はじめに 共鳴構造は、大学有機化学の『共役』理解する時に必要な考え方です。R効果の理解や有機反応の途中経過を追う時に必須です。大学でも丁寧に教えているし内容は至極単純だけど、学問の成り立ちが深いから、内容に取り掛かるまでに集中力が削がれてしまって、結果的に理解ができないって状態...
理系に強い大学とは 日本の大学の数は、800個近くあり、大学には全入学時代になりつつあります。その様な中で、理系大学はどこに行けばいいの?。そういう疑問はあると思います。そして、大学ごとに大学の特色をアピールしていて、偏差値が低くても就職率100%だったり、海外留学プラン...
誘起効果( I効果)と共鳴効果(R効果)の概説 誘起効果と共鳴効果の性質を理解することで、有機化学においての反応を理解するための基礎を知ることが出来る。誘起効果も共鳴効果も似ているように感じるが、σ結合を介しているかπ結合を介しているかで異なってくる。そのため、効果範囲や配...
混成軌道とは 原子から分子が出来上がるとき、s軌道やp軌道はお互いに影響を与えることにより、『混成軌道』を作り出します。今回は、sp、sp2、sp3の 3 種類の混成軌道を知ることで有機分子の形状や特性を学ぶための基礎を作ります。 前回の記事 【大学化学】電子配...
構造式描画ソフトは、Chem Drawがほぼ市場を独占している。独占禁止法は大丈夫?ってくらい独占している。たしかに便利だし使いやすい。一方で、大きな問題として『高すぎる』ということがある。旧帝大や研究型大学では、大学が一括でライセンスを購入しているため、学生は無料で使える状態で...
高校化学と大学化学の違いについて 高校を卒業して大学に入学すると、高校までの勉強とは異なる概念での授業が始まります。そして化学は、物理っぽくなってつまづいてしまう人も多いです。私も、大学入学後は、成績が低くて苦労しました。 まずは、大学化学と高校化学の関係性について、下の...
高分子の分子量について 高分子は大学でも人気がある範囲で、有機化学の好きな人が次に勉強する範囲でもある。一方で、高分子科学は、分子量が決められないため、数学的に考えなければならないという点が難しいところだ。なので、高分子化学にも合成方面と物理化学方面に分かれている。どちらの高分子...
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