化学のススメ

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化学を「基礎」と「最新研究」から理解する

CHEMISTRY BASICS

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大学1年生の基礎から、大学院・研究者レベルまで段階的に解説します。

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官能基とは何か|有機化学で重要な官能基の種類と見分け方

2026年9月22日  2026年9月22日 
有機化学では、分子全体を一度に暗記するのではなく、反応しやすい部分を見つけて考えます。その目印となるのが 官能基 です。この記事では、官能基の意味、代表例、構造式からの見分け方を基礎から整理し、最後に命名・分光分析・反応選択性との関係まで説明します。 この記事でわかること 官能基とは何か、なぜ有機化学で重要なのか アルコール、アミン、カルボニル化合物などの見分け方 「ヒドロキシ基」と「アルコール」のような、官能基名と化合物群名の違い 官能基から極性、沸点、溶解性、反応性を予測する考え方 一つの分子に複数の官能基がある場合の考え方 官能基という分類の有用性と限界 まず結論 官…

ChemDrawの代わりに使える無料ソフト

2022年2月7日  2022年2月26日 
構造式描画ソフトは、Chem Drawがほぼ市場を独占している。独占禁止法は大丈夫?ってくらい独占している。たしかに便利だし使いやすい。一方で、大きな問題として『高すぎる』ということがある。旧帝大や研究型大学では、大学が一括でライセンスを購入しているため、学生は無料で使える状態である。一方で、私立大学や中堅以下の国立大学では、そのようなライセンスの購入をしていないため、学生はお金がある研究室に所属するか自分で購入しなければならない。実際のところ、構造式描画ソフトが無いと真っ当に資料が作れないので、なんとかして無料ソフトを使いこなす必要がある。ということ…

電気陰性度をわかりやすく解説

2021年5月26日  2021年5月28日 
電気陰性度とは、原子が電子を引きつける強さを『相対的』に表したもので有る。電気陰性度は、原子核の電荷(原子の+が多いほど、電子を強く引っ張る)や原子殻内の他の電子の数や位置などよって決まる。イメージとしては、原子核と電子の距離(周期)が近いほど強く、原子核の+の数が多いほど強いというイメージで良い。以下に電気陰性度の一覧を表に示します。 電気陰性度の順番の考え方  電気陰性度は、原子ごとに違うしそれぞれの数値があるからなんか難しく感じてしまう。でも、実際のところは、数字まで覚える必要はなくて2つのルールと周期表との関連を考えれば良い。もう一つ、希ガスは閉…

大学教授になる方法

2021年4月4日  2021年4月5日 
大学の教員になるのは、コネとか運とか言われていたり、なるのが難しいとは言われているが、実際にどういう手順で何を準備したら良いかが書かれていることはない。しかしながら、大学教授になるには、どういう順番で何をすればいいのかを知っているだけで、難易度が圧倒的に下がる。誰でも無謀ではないことを知って欲しいと思う。  そこで、本記事では、大学教員になるために何をどう準備しておけば良いかを説明していく。 高校生の時から考えること 高校生の時に考えることは、大学院を意識して入試を受けること。大学教員になるには、ほぼ確実に博士課程に進学して、博士号を取得する必要がある。そ…

高分子の数平均分子量、質量平均分子量

2021年3月9日  2022年11月28日 
高分子の分子量について 高分子は大学でも人気がある範囲で、有機化学の好きな人が次に勉強する範囲でもある。一方で、高分子科学は、分子量が決められないため、数学的に考えなければならないという点が難しいところだ。なので、高分子化学にも合成方面と物理化学方面に分かれている。どちらの高分子を勉強するにしても、必ず必要なのは高分子の分子量に対する考え方だ。なにせ高分子は、単一分子ではないので分子量をそのまま使うことができない。  それでも分子量がわからないと高分子を化学として扱うことができない。そこで必要になってくるのが高分子の【数 or 重量】の平均分子量という考え…

SN2反応【大学化学】

2021年3月1日  2021年4月10日 
SN2反応(遷移状態を経由する反応) SN2 反応は,入ってくる求核試薬が,置換される脱離基の反対側から反応する。そのため1段階反応で起こる。そのため、反応前後では立体が反転する。 SN2反応も基質の構造,脱離基,求核試薬,溶媒によって強く影響される。これらを理解して、遷移状態の活性化エネルギーを下げるように反応を組み立てると良い.  SN1とSN2の違いは、反応の途中がどうなっているかで判断することが出来る。遷移状態を経由する場合はSN2反応で中間体を経由するのがSN1反応。また、SN2反応とSN1反応が競合したり、脱離系の副反応も起きるのでするので、10…

SN1反応【大学化学】

2021年2月26日  2021年4月10日 
大学での有機化学反応を学習するときに、まず出てくるのがSN1反応、SN2反応という求核置換反応についてだ。大学では、ついつい各論(ケースワーク)を教えてしまうため、勉強する側としては暗記ゲーだと思って放り投げてしまう。 求核置換反応は、何かがくっついて何かが取れるだけの話だ。これだけ覚えておけばよい。 そこで本記事では、反応の速度に注目してSN1反応とSN2反応を真の意味で理解する方法を記す。 SN1、SN2反応を理解するための反応の速度【反応速度論】 SN1反応・SN2反応を理解するためには、『どこが早いか』をイメージするだけで良い。このイメージこそが反応速…
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